2012年1月21日土曜日

Scalaコトハジメ

覚書。
最近関数型言語がアツい! ということでHaskellやらScalaやら試してみているところ。Scala+Eclipseで一通り環境構築したので備忘録をつけることに。

OS環境はWindows7 64bit版。




1.Scalaインストール
まずはScala環境構築。総本山http://www.scala-lang.org/からダウンロードできる。現在Stableなのは2.9.1。
Eclipse上で動かすだけならScala IDE for Eclipseプラグインの中にScalaは同梱されているので、Scala環境をわざわざ入れる必要なかったりするが、やっぱりコマンドラインから動かしたいことも山々なので入れておくに越したことは無い。

2.JAVA+Eclipseインストール
とりあえずJDK 6をぶち込む。あとEclipseは3.7.1Indigoが最新版だが、Scala IDEが現状3.6.2Helios対応版がStableっぽいのでそちらを入れる。Pleiades(日本語化プラグイン)も導入。
日本語化オールインワンのパッケージも配布されているが、英語版を入れてからプラグインを入れる方がいいらしい。ので、そうする。

3.Scala IDE for Eclipseインストール
本家http://scala-ide.org/から「For Scala 2.9.x」と書いてあるURLをコピってきて導入。
このへんほんとラク。

4.Eclipse Color Themeインストール
せっかくなのでカラーテーマも導入。Eclipse Market Placeという便利な機能がEclipseにはあるのでそこで検索すると出てくる。
ただ、現状ScalaのSyntaxハイライトはサポート途上で、予約語と文字列くらいしかフォントを変更できない。この辺英語のフォーラムなど追跡してみたのだが、結局本家にあるアナウンス通りEclipse3.7Indigo対応版のScala IDE for Eclipseでは対応するらしいことがわかっただけ。残念。
黒背景のRettaあたりが見やすい。

5.その他覚書
  • プラグインなどインストールした後はEclipseを初期化起動する必要がある。再起動させたはずが立ち上がらなくてもあわてないこと。eclipse.exe -clean.cmdがあるのでそれを使う。
  • eclipse.iniファイル中にJVMに渡すヒープサイズの設定などが書いてあるが、1024M以上に増やす方法がわからなかったiniファイルではなく直接引数で渡すとできるとかいう情報があったがようわからぬ。Eclipseの設定の一番上「一般」のところで「ヒープ・ステータスを表示」をチェック入れてやるとメモリ使用量の表示とGCの実行ボタンがステータスバーに表示されるようになるのでやっておくとメモリ管理に良い。
  • フォントにこだわるならMeiryoKe。メイリオの等幅フォント。これを作るアプリケーションが配布されているので落としてきて使う。配布元http://okrchicagob.blog4.fc2.com/
  • MeiryoKeを使わないなら次点がConsolasか。これはWindows7にはデフォで入っているようだ。Inconsolasはイマイチ見づらい感じ。あとCourier Newを使うとコップ本のフォントに限りなく近くなるのだが、字間がいまいちで見づらい。ちなみにCourier NewなどあるはずのフォントがEclipseで設定できない場合は、フォントフォルダ内で目的のフォントファイルを右クリック、プルダウン中の「表示」をクリックすると出てくるようになる。謎仕様。

ざっとこんなところか……。気が向いたら書き足すかも。かもかも。

あと、基本すぎるがコップ本。今は2.9対応の2版。冗長な文だけどゆっくり読むにはいい感じ。

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ふつうのHaskell本を読んだあとだったので、関数型ライクな書き方にはすんなり入っていけれている。良著。ただし9章は除く。


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